ショーで一目惚れ

■ベイサイド・アウトドアキャンピングフェスタ’98に行く

キャンピングカーより1.5Boxミニバンに関心が移り、ディラー巡りを繰り返していた矢先
キャンピングカー月刊誌で東京・お台場でキャンピングカーのショーが開催されることを知る。

旅先でキャンピングカーに出会うことはあっても
実物を間近で見る機会は少ない、ましてショーである各ビルダーが一堂に会す。
新型車も出品されるかもしれない、行ってみようか。1998年10月末の土曜日、すこし早目に起きて東海道線に乗った。
写真はベイサイドアウトドアキャンピングフェスタ’99

新橋で降りゆりかめもに乗りお台場に着く、観覧車の手前に幟やキャンピングカーが見える
胸が高鳴り、知らず知らずの内に早足になる。

■あった!ありましたよ、私好みの車
オープンと同時に入場する、まだ人影はマバラ、ほどなく左手に2台のポップアップルーフの車が目にとまる、「なに、この車、エルグランドベースなの!」
それがエルグラントキャンパーとの出会いだった。

日産ピーズフィールドクラフトのDREAMSTER
乗車4名、就寝2名 2名使用を前提とし
リムジン感覚溢れる。
アムクラフトのAERO POP UP ROOF CAMPER
乗車4名、就寝4名 しっかりとした装備の
本格キャンパー
広々としたCAMPER
のダイネット
フロントシート回転と
3rdシートで4名が寛げる。
中央右サイドにまとめられたCAMPERの
ギャレー
シンク、ツインバーナー、上開き冷蔵庫の構成
下部は収納スペース
<ベイサイドアウトドアキャンピングフェスタ’98にて>

2ndシートを取り外した広々とした室内には、持ち上げたルーフから明るい秋の日差しが差し込んでいた。体に電気が走った。
 「いいな〜、ほ、欲しいな この車」 一目で惚れこんでしまった。

「でも高いだろ〜な〜!」 気を取り直し、とりあえず資料を貰い、他車も見に行く。
でも先どの車が頭から離れない、再度見に行く、今度はジックリと細部までチェックする。
ショーにやっと間に合ったのだろうか細部までは出来上がっていないようだ、でもコンセプトは素晴らしい、私の用途には最適だ。
「見積りだけでもどうでしょう?」すかさず声が掛かる。

■「こんな車にしたいが」希望を伝え、見積を依頼
私の望むPキャン用途では、ポータブルトイレ、外部バッテリーチャージャー、外部電源インレット、外部シャワー水栓などは不要だ、給排水もポリタンクで充分だ、冬には旅をしない私にはFFヒータだって要らない、若干の装備・内装変更もしたい、希望を伝えて見積りをお願いする。ベース車両ではガソリンとツインナビを選択する。
会場には来ていないアムクラフトM社長と営業Yさんとの携帯電話でのやり取りが続く、やっと見積がでた、恐る恐る覗く、「わ〜高い!」

■いいんかいな? 予約してしまった
やはりエルグランド・ベース、Tボディ・キャンピングカーが買えるほどだ。
「値段、この位までならないの?」無理を承知で問い掛ける。再度YさんとM社長の電話のやり取りが続く、「いいでしょう、成約1号記念として何とかします。リタイヤ後などと言わず、すぐにでも楽しんだ方がいいですよ、ライフスタイルまで変わりますよ。
業界きってのセールスウーマン、アムクラフトYさんのこの一言が背中を押した。
「一度しかない人生楽しまなければ損だよね! じゃ〜、お願いしましょうか!」声が上ずった。

「いいんかいな、こんなに簡単に決めてしまって!」
「まあいいか、どうせ気楽な一人身(実はバツイチなんです)、長年頑張ってきた、自分自身への褒美だよな」 夕方、帰りの電車の中で自分を納得させようとする私だった。
急に空腹を覚えた、「そうだ、昼メシを食べていなかった!」