フロントシートを回転させると、テーブルを囲んで４人で寛げる広々としたダイネットに展開できる。セカンドシートを取り去ったおかげで、このクラスでは驚異的な広さのダイネットである。
バンコンはもとよりキャブコンでもこれだけの広さのものは少ないだろう。
リアシートを最前部までスライドさせても広すぎるくらいで、食事をするにはテーブルがやや遠すぎる。

フロントシートの回転には車外から行わなければならないが、回転作業は簡単である。
運転席側は前にギャレーがあるため足元がやや窮屈だが、目の前にサブテーブルがあり使いやすい。

一人ｏｒ二人のＰキャン旅が主体の私の場合には、回転対座にすることはほとんど無い、回転対座のため、ベース車両はＶタイプのラウンジ・パッケージを選択したが、Ｊタイプで充分だったかもしれない、Ｊタイプでもアムクラフトでは助手席のみ回転可能に改造している。
ところが、Ｊタイプはマイナーチェンジ時に消滅してしまい、現在このグレードは無い。