ちょっと改造 その11

 ■ リチウムイオンバッテリーに換装
 愛車も既に23年を経過、そろそろ軽キャンパーに乗り換えとも思っていたがメンテナンスのおかげが機関も快調、愛着もあり、乗り続けることにした。サブバッテリーシステムも問題ないが重いディープサイクルバッテリーを右リアタイア後ろの床下に設置してあるので交換作業は大変でディラー泣かせである。そろそろサブバッテリーも交換時期なので最近のリチウムイオンバッテリーに換装することにした。

新サブバッテリーシステム
 選定したのは最近ビルダーにも採用され始めたRENOGY製、コスパは最高で信頼性も良さそうだ。リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは鉛バッテリーと比べると電圧降下少なく半分の容量で、同等の性能を発揮出来そうであり、コンパクトかつ長寿命である。選んだ12V50AHバッテリーの重量は6.7kg、使用中のブライドスター12V105AHの21.5kgの1/3以下と軽量。ガスも発生しないので室内設置でも問題ない。
 走行充電器はソーラパネル用のMPPTチャージコントローラ内臓のDCC走行充電器12V30A。ソーラパネルは使用しないので普通の走行充電器でも良かったのだが、充電状態がスマホで確認できるBLUETOOTHモジュールが接続できるためである。
取付・配線
 取付場所はサイドギャレー、シンク下の空きスペース。従来のリレー式の走行充電器などは撤去。保護ヒューズは
 ・メインバッテリー → 走行充電器 50A ミニANLヒューズ
 ・走行充電器 → Liバッテリー   40A ANLヒューズ
 ・Liバッテリー → 12V機器     60A ANLヒューズ
 配線は全てKIV 8sqを使用した。


取付状態
左上:MPPT走行充電器 右下:50AH Liバッテリー


BT-2Bluetoothモジュールを走行充電器に接続、
DC Homeアプリを介して、充電状況をスマホで観測


使用感
Liバッテリーの軽さに驚かせられる。日本語取説もあり取付・配線は簡単。アイドリングでも25A以上の充電電流で急速に充電。DC Homeによりスマホで充電状況の確認ができ便利である。ただ残容量表示がないのが残念。
セール中で安く購入できて幸い。配材・ヒューズを含めても7万円以下とコスパは非常に良い。



AN