八木沢のオハツキイチョウ


山梨県南巨摩郡身延町上八木沢
●樹高 25m
●幹周 3m
●樹齢 伝承300年
●国指定天然記念物(1940年7月12日)
富士川沿いの県道8号上八木沢集落の八木沢山神社境内にあるイチョウ。大変珍しい雄のオハツキイチョウで、明治29年4月17日、藤井健次郎博士により発見され、広く欧米の植物学会に紹介された木である。山梨県の身延地域にオハツキイチョウが集中して多い原因として、この木の花粉が富士川を渡り、対岸の上沢寺や本国寺、長谷観音などのイチョウと受精し、オハツキイチョウとして成長させているのではないだろうかとも言われているほどで、この木の影響力は、計り知れないものがあるという。

2016/11/26

2016/11/26


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