3/23(水) 那智勝浦〜串本

雨に煙る熊野那智大社

白と桃 咲分けの牡丹、青岸渡寺にて


三重塔と霞む那智の滝

厚い雲が多い今にも雨が降りそう今日も天気は悪そうだ。湯の峰温泉を後にし海岸沿いのR42に出て那智山に向かう。幸い雨はまだ落ちてこない熊野那智大社の長い石段の参道を登る。平安時代の衣装を纏った女性はモデル嬢と思いきやなんと観光客、衣装レンタルがあるようだ。三重塔、那智の滝を巡る。熊野古道の大門坂に向かうと雨が激しくなってきたので程ほどのところで引き返す。
那智駅の横にある「丹敷(にしき)の湯」で那智詣での汗を流す。平凡な単純泉だが柔らかい思いのほかにいい湯だ。建物内の農産物直売所で買ったドーナッツと赤米饅頭で昼食。
R42を南下、クジラの町・太地に寄るが平日とあって人影も無く寂しいので早々に立ち去る。

串本の名所、橋杭岩

紀伊大島の海金剛

紀伊大島のきんかんソフトクリーム
R42をさらに南下、串本町に入り、橋杭岩に立ち寄る。天気は回復しはじめ薄日が差してきた。「ここは串本〜、向かいは大島、仲を取り持つ巡航せぇ〜ん・・・」と歌われた大島へは今ではくしもと大橋で陸続きである。橋を渡って紀伊大島に入り、三角錐の岩が並ぶ海金剛や再遠端の樫野崎灯台を巡る。紀伊大島はきんかんの産地、灯台に向かう売店できんかんソフトクリームを買う、以前食べたときは普通のソフトクリームの上にきんかんの甘露煮が乗っているだけであまり良い印象ではなかったが、これがなかなかおいしくて見直した。潮岬はパスしてR42を白浜方面に向かい日置川町の道の駅「志原海岸」に16時半に到着。
走行距離:172km
風呂:丹敷の湯
車中泊地:道の駅 志原海岸