4/8(金) 耶馬溪〜甘木

青の洞門(機械掘りの現在の洞門)

羅漢寺の五百羅漢

深耶馬渓
昨日からぽかぽか陽気、昨夜は暑いほど今朝の気温はもう15℃近い。何処に行こうか迷ったが取り敢えずR10を南下。大分県に入ったところで本耶馬溪町の青の洞門へ、江戸時代、難所の岩壁を見た禅海和尚が発起しノミ一本で30年の歳月をかけた執念の洞門、今は機械掘りの町道トンネルだがノミ跡が見られる場所もあり、朝の散策。もうこの辺りでは桜も満開、それにしても暑い。立ち寄った近くの道の駅「耶馬トピア」では駐車場のシダレザクラが満開で美しい。少し先の羅漢寺に行き千体地蔵や五百羅漢を見物、岩山の中腹に建てられた寺は一種独特なムード。リフトを山頂まで買ったが山頂はつまらない。羅漢寺往復で充分だ。
次は「一目八景」といわれる奇岩の深耶馬渓。紅葉の名所で秋には混雑するが春のこの時期は閑散。

光円寺のしだれ桜(樹齢350年以上)

??後藤又兵衛の墓(耶馬溪町)

甘木公園、満開の桜
深耶馬渓を少し戻り、光円寺のしだれ桜を見に行く。狭い道を辿った山深い集落の一本桜は8分咲き程、台風で枝が折れたようだ、推定樹齢350年・幹周4m樹高10m。今年初の一本桜をゆっくり鑑賞する。寺前はテントも張られ地場品も販売され結構賑わっている。深耶馬渓近くのもみじの湯で一風呂浴び裏耶馬渓へ、突然「後藤又兵衛の墓」の看板が目に付く、関が原の戦いから西に逃れ、豊臣家の滅亡を知りこの地で自刃したものだという。奈良県の大宇陀町にも又兵衛伝説又兵衛桜があり面白い。
R212沿いの道の駅「やまくに」「うきは」「原鶴」と経由、甘木市の甘木公園で4000本の満開の桜を眺めてから道の駅「原鶴」に戻る。
走行距離:147km
一風呂:鴫良温泉・もみじの湯
車中泊地:道の駅 原鶴