6/3(土) 大野亀のカンゾウと薪能

二ツ亀

賽の河原

大野亀とカンゾウ
今日は内海府から二ツ亀、大野亀に向かい外海府から尖閣湾と佐渡の上半分を半時計方向に一周し両津の薪能を見ようという盛沢山な一日。早めに道の駅を出発して今晩の薪能の会場・諏訪神社の下見に向かう。舞台も古く、境内も思ったより狭い。早朝の時間は人気も無く寂しいくらいだ。両津港を抜けドンデン山に向かう。タニウツギの薄桃色の花が狭い山道沿いを染める。雲の中なのだろうかドンデン山荘からの眺望は開けない。再び内海府海岸を二ツ亀に向かう。二匹の亀が海上にうずくまったように見えることから名がついた巨岩は引き潮で歩いて渡れる。快晴で潮風が心地よい海岸遊歩道を賽の河原まで歩く。海岸には咲き始めたスカシユリやハマナスが彩りを添える。ツアー客たちは願集落から大野亀に抜けるようだが我々は賽の河原から駐車場に引き返し、大野亀に向かう。

外海府の景勝地・尖閣湾

今日の薪能は諏訪神社

演目は「清経」
高さ167mの一枚岩・大野亀の裾を彩るトビシマカンゾウの群落はおよそ6ha、35万本といわれている。現在は3分咲き位のようだがそれでも山裾を黄色に染め充分楽しめる。カンゾウを眺めながら周遊路を辿る。大野亀ロッジで昼食後外海府海岸を尖閣湾向かう。尖閣湾は荒削りの断崖と岩礁からなる2kmの海岸線である。その昔、「君の名は」のロケが行われた揚島遊園から海中透視船に乗るが15分と短時間で海中も良く見えない、達者からの遊覧船のほうが良かったかもしれない。道の駅近くの新穂潟上温泉で汗を流し、道の駅で休息と夕食、7時前薪能の行われる諏訪神社に向かう、7:30火入式で薪に点火され幽玄な薪能が始まったが佐渡の夜は冷えて恐ろしく寒かった。
 今日の走行距離: 157km
 車中泊地:道の駅芸能とトキの里