7/12(月) 新潟〜沼津
フェリーの一等和室船室は三畳ほどの広さ、車内で窮屈に寝ているのと違い、二人別々に手足存分を伸ばして寝られるのは嬉しい。船体の揺れも気にならず朝6時近くまで熟睡。パンとコーヒーの簡単な朝食を済ます。外は低気圧の影響で大きなうねりで船体はゆっくりと上下に揺れる。車酔いはしないカミさんも船には弱い。気持ち悪いと早くもダウン。こちらもパソコンで画像の整理を始めたが気持ちが悪くなってきた。船には強いほうだと思ってきたが長周期の上下動には弱いようだ。カミさんと枕を並べてダウン。結局昼食も摂らず、寝ていた。小樽-新潟の航路には何回も乗っているのだがこんな経験は初めてだ。秋には再び北海道を訪れようと思っているのだが新潟-小樽航路は二の足を踏みそうだ。揺れが収まったのは新潟に近づいてから、定刻の15:30着岸。やはり地に足が着いているほうが落ち着く。新潟市内で給油を済ませ新潟亀田ICから高速道に入る。関越道の赤城高原SAで夕食。再び関越道を走る。寄居PAの上り線に6/30にPA初めてのテーマパーク「星の王子さま」がオープンしたのを思い出し立寄ってみる。サン・テクジュペリの童話 「星の王子さま」 に登場する挿し絵や言葉たちが、本から抜け出して……というパーキングエリア らしい。南仏の町をイメージしたものだそうでカフェやレストラン、ショップが並ぶ、中心は「サンク・サン・ミリオン・ドゥ・グルロ」 という名前のショップ。星の王子さまにちなんだカップ、書籍、アクセサリーがところ狭しと並ぶ。若い女性には人気の出そうな場所だ。土日高速1000円の時代。こんなSAやPAが増えるかもしれない。関越道から圏央道に入り八王子で中央道に大月JCTから河口湖、東富士五湖道路を須走ICへ、大月から須走まで無料になったのが嬉しい。普段は走らない経路だが無料化実験中は大いに利用させて頂く。御殿場でR246に出て22時前に帰宅。
 今日の走行距離:437km
旅のデータ
 ・日程     26泊(車中泊24・民宿1・船中泊1)27日
 ・総走行距離 6046km
旅の感想
北海道は何度旅しても飽きない不思議なところだ。広々とした景観は心を和ませてくれるし、くるま旅にも優しいところだ。ただ近年の車中泊ブームでリタイヤ組を中心とした世代が増え、マナーの悪さが目に付く。洗面所での食器の後片付け、洗濯、道の駅での椅子・テーブルを持ち出しての食事。キャンピングカーの発電機の使用、トイレでの汚物の処理、グレー排水の垂れ流しなどなど。観光地の駐車場でも水飲み場の撤去、ゴミ箱の撤去などが目に付く。また長期滞在者が駐車場にたむろしている様子は非常に見苦しい。段々使用に制限がかかり、旅がしにくくなるのを危惧するばかりである。

南仏の町をイメージしたという建物が並ぶ

オムライス専門店にパン屋さん

案内の文字もあちら風