オロロンライン沿いに咲くエゾカンゾウ

オロロンライン沿いに咲くスカシユリ

サロベツ原生花園

トナカイ観光牧場の青いケシ

トナカイ観光牧場のポピー

ゆめ地創館は廃棄物処理研究のPR施設

 28基の風車が並ぶオトンルイ風力発電所

 やっと見えた利尻富士
6/24(日)
  豊富-幌延-羽幌

さすがに最北の地、夜も朝も寒く暖房が欲しくなるほど、昨夜お世話になったノシャップ岬Pは早朝から漁に出かける船の音や人声がするが、夜半は静かで綺麗なトイレもあり稚内では稀有な車中泊地である。今日はオロロンラインを南下するので天候回復を待ち出発を遅らせたが依然として曇り空、やむなく7時に出発。こうほねの家に立ち寄る、このあたりはもう黄色いカンゾウの花が点々と咲く。サロベツ原生花園に向かう途中では、カンゾウやスカシユリが綺麗な花を付け見頃を迎えている。これから花数も増え一面黄色に染めることだろう。サロベツ原生花園ビジターセンターに着くと建替えられ新しい建物になっていた、2年振り訪れだが北海道はあちこち変わっているのが感じられる。サロベツ原生花園を散策後、豊富町町営大規模牧場へ牛乳が100円で飲み放題のレストハウスは営業休止となっていた。ここに訪れる人は少ないのだろう。「坂の上の雲」で使われたロケセットが寂しく残るだけ。トナカイ観光牧場に向かう、この時期ここには青いケシの花が咲く。ヒマラヤの高地で咲く珍しいケシの花だ。トナカイ観光牧場の隣には幌延深地層研究センターのPR施設「ゆめ地創館」がある。日本原子力開発機構の放射能廃棄物処分の実験施設だ。地下500mまで掘り下げ、地質や長期にわたる安定性の研究用、現在350mまで掘られている、あと10年ほど研究したら元に戻すという。原発稼働が40年を経ているのにその廃棄物の処理方法がまだ研究段階で決まっていないとは恐ろしい話だ。オロロンラインに戻りオトンルイ風力発電所の脇を通るころには利尻富士もようやく姿を現した。羽幌に向かうが道の駅周辺は「甘エビまつり」でまだ混雑が続いていた。
・今日の走行距離:213km ・一風呂:はぼろ温泉 サンセットプラザ ・車中泊地:道の駅「ほっとはぼろ」