平良港よりフェリーで伊良部島に渡る

牧山展望台

牧山展望台より建設中の伊良部大橋を望む

中の島海岸

帯岩

通り池

ふなうさぎバナダ

サバ沖井戸
11/07(水)AM 
 下地島・伊良部島
宮古での宿はホテル アイランドコーラル。飲食店が立ち並ぶ路地の一角にあり、アクセスはわかりにくいのとユニットバスの狭さには閉口するが、観光やビジネスなら安価で適している。無料サービスのパンとコーヒーで朝飯、直ぐ近くの平良港に向かう。今日はフェリーで伊良部島に渡り渡り、下地島と伊良部島の観光。下地島と伊良部島は一つの島に見えるが川のような海路で隔てられている二つの島、6か所の短い橋でつながっている。25分ほどの伊良部島の佐良浜港に到着。海上に建設中の橋が見える。伊良部大橋と呼ばれ2014年には開通予定とのことで島へのアクセスはさらに便利になる。時計方向に回ろうと最初に牧山展望台に向かう。ナビ頼りに海沿いの道を進んだが、ナビのミスガイド展望台は島内部の道からだった。展望台は鳥の姿、タカの一種のサシバで毎年10月半ば、日本からフィリピンに渡る途中に伊良部島に羽を休め、伊良部島を代表する鳥になっている。子の展望台からは架橋中の伊良部大橋が良く見える。橋を渡って下地島に下地島には国内唯一のパイロット訓練飛行場があり、タッチアンドゴーの訓練を見ることができるが残念ながら今日は訓練予定はないようだ。島西側の中の島海岸は静かなビーチだ。この時期では人影がなく沖にダイビングの船が浮かぶだけ、久しぶりの快晴とあって気分爽快。直ぐ近くに帯岩の看板があり行ってみると重さ数十トンもある巨石、1771年の江戸時代中期に大津波に寄り打ち上げられたと伝えられ、津波のものすごさがわかる。大漁祈願・航海安全・家内安全の御神体として崇められている。その先には国指定天然記念物の通り池がある。紺碧の2つの池は底で繋がり、更に海につながっている。海からダイビングで入ることのできる神秘的なスポットとして人気があるようだ。北側の橋を渡って伊良部島に戻る。遠浅な海に無数の大岩が独特な風景を作り出している佐和田の浜、白鳥崎を経る。エメラルド色の海が美しい。サシバをかたどった展望台のあるフナウサギバナダへ「船を見送る岬」という島の方言という。サバ沖井戸は130段もの階段を下りた岩場の井戸。昭和41年まで230年も島の命を支えてきた井戸で水汲みの苦労がしのばれる。