7/24(水) 根室 別海の地は朝夕霧が多く気温も低い、今朝も霧で覆われる。その代り寒い位に涼しくここ2〜3日は最高気温も20℃に届かず最低気温も15℃を割るほどだ。今週は曇り空で天気も良くなさそうなので別海ふれあいキャンプ場を足場に日帰りで出かけることにした。今日は納沙布岬まで往復。観光目的よりも、この二日間ほど走っていないのでサブバッテリーの充電が
主目的。天気は期待していなかったが根室に近づくにつれ青空が見えだしてきた。春国岱に向かおうとしたが春国岱橋が工事中で通行止め、温根沼に行ってみると釣り人がカレイがいてカレイを狙っているとのこと暫く雑談する。明治公園に寄る。ここにキャンプ場が出来るとの話もあり、実現すればロケーションも良く人気のキャンプ場になることだろう。納沙布岬に着くころは青空が拡がり晴れ上がった。納沙布灯台の奥に野鳥観察舎があり中に入ってみるとホワイトボードいっぱいの寄せ書き。本来は野鳥の観察記録用なのだろうが本土最北端を訪れた人達の寄せ書きになっている。カミさんも何やら書き込んでいた。納沙布岬からはすぐ先に歯舞色丹諸島が見える北方領土返還運動の地、四島のかけ橋など北方領土返還を願うモニュメントや碑が彼方此方にある。今日は快晴なので今まで入ったことのないオーロラタワーに向かう。営業しているのかしていないのかわからない寂れた感じ施設だが入場料を払い最上部の展望台に向かう。望遠鏡で眺めると水晶島の建物まで良く見える。屋根に金色の球体のようなものが乗った建物はこの数年前に建った礼拝堂とのことだ。子どもの頃居住していた人も既に70代、段々と減り返還運動も風化してしまうのだろうか。展望台からは棹前昆布の干場が見えた。コンブ漁は6月〜7月の一月の期間だけ、貝殻島周辺でコンブ漁をするためには一隻あたり45万円程ロシアに支払うそうだ。今年は天気が悪く出漁は8回だけとのこと、収穫も少なく高値という。納沙布岬を後に北方原生花園に寄るがこの時期咲いている花は少ないので早々に引き揚げ、「根室さんまロール寿司」で昼食をと寿司屋に向かうが残念なことに定休日、道行く人に尋ねると営業している寿司屋に案内してくれたが残念なことに回転すしの店。「さんまロール寿司」は諦め回転すしの昼食となるが美味しくて安い所で大満足。食後は花咲に向かい花咲灯台と車石を見物、青い海の眺めと心地よい潮風で気分爽快だった。別海に戻ってみると曇り空こちらは終日どんよりとした空模様だってとのこと、納沙布行きは大正解だったようだ。
・今日の走行距離:171km ・今日の一風呂:効楽苑 ・今日の車中泊地:別海ふれあいキャンプ場

温根沼でカレイを狙う釣り人

明治公園

納沙布灯台

灯台奥の野鳥観察舎の寄せ書き

納沙布岬は北方領土返還運動の地

四島のかけ橋

オーロラタワー

灯台の先に歯舞色丹諸島が見える

棹前昆布の干場

花咲灯台

国の天然記念物 根室車石

花咲灯台付近から見た海景色