7/25(木) 浜中〜厚岸 今日は霧多布・厚岸を巡るコース。この時期はその地名の通り、霧が多く展望が望めない確率が高いが、まあいいかと出発。別海の牧草地帯にはエゾシカが多く探しながらのドライブ。幸運にも霧多布に着くころは曇り空だが霧は晴れてきた。開店準備中の土産物の主人は半そで姿。声をかけると「22℃までならいいが23℃になったら暑くてたまらないから店を閉めて帰る」という。色々話を聞くと水晶島からの引揚者とのこと。お歳は80歳を超えたというが肌の色つやもよく元気そのもの長年、北方領土返還運動に携わり、天皇主催の春の園遊会に今年招待されたという。返還運動の署名をし土産物を購入してから霧多布岬岬先端部に向かう。霧多布半島の西側の岬アゼチの岬に向かう。目の前の小島の岩場の上に2羽のワシを発見しフルズームで撮影。北太平洋ドライブラインを西に向かう。紫色に彩られた草原が続く、ノハナショウブの群落だ。琵琶瀬展望台に到着し海側と陸側(霧多布湿原)の展望を楽しむ、今日は霧もなく良く見える。涙岩Pに到着500mほど歩き涙岩を眺める。なるほど女性の横顔に見える。あやめヶ原はアヤメは1ッヵ月前に終わりだ。放牧されている馬達に遮られ先端の岬までは行けなかった。もう昼過ぎ腹が減ってきた、霧多布売店の主人に教えてもらった子野田公園の厚岸海産で生ガキ・焼ガキ・カキフライの牡蠣づくし定食で昼食。満腹になったところで愛冠岬へ向かう。名前はロマンティックだが林に中を抜け500mほど歩く、あまり人が訪れないのだろうかエゾジカが我物顔で草をはむ、近づいても逃げもしない。道半ばで向うからくるエゾシカと遭遇。お互い暫く見つめ合い、ようやくシカが脇の草原に入っていった。コンブ漁のこの時期、早朝出漁する漁船が白波を蹴立てて我先に漁場に向かう姿が見れるというが、早朝に訪れるには怖すぎる岬だ。道の駅「厚岸グルメパーク」を覗いてから、別海に引き返す。
・今日の走行距離:162km ・今日の一風呂:効楽苑 ・今日の車中泊地:別海ふれあいキャンプ場

霧多布の売店の主人

霧多布岬

霧多布岬

アゼチの岬

2羽のワシ

一面に咲くノハナショウブ

琵琶瀬展望台から海側の眺望

琵琶瀬展望台から見る霧多布湿原

女性の顔に見える涙岩

あやめヶ原に放牧の馬達

咲き残っていたヒオウギアヤマ

厚岸での昼食は牡蠣づくし定食

愛冠岬への道で鉢合わせしたエゾシカ

愛冠岬からの眺望

愛冠岬の愛の鐘