6/14(火) 遠州花めぐり
遠州地方では梅雨空のこの時期、花しょうぶ、ゆり、あじさいが見頃を迎える。久し振りに訪れてみようと6:30に出発、R1を西に向かった。静岡市周辺で通勤渋滞にあったが可睡ゆりの園の開園時間の9時には到着することが出来た。
・可睡ゆりの園(静岡県袋井市)
起伏のある15ヘクタールの敷地に約150種類200万本の百合の花が初夏を迎える頃から順次咲き乱れる。回遊式の3,000坪の池、日本庭園、高さ 20mから滝き落ちる滝、瓦葺の茶室を配置した優雅さをもつ「ゆり園」である。
・一宮花しょうぶ園(静岡県森町)
小国神社入り口に広がる「一宮花しょうぶ園」は、花ショウブが咲くこの時期のみ開園。もともと神社の境内に散在していた野生の花ショウブを試作し、 品種の多様化に努めたのが始まり、現在では江戸系・伊勢系など約130種、40万本の花ショウブが楽しめる。5月下旬頃から、白・紫・ピンクなどの 花が次々と開き始め、6月中旬に見ごろを迎える。神社の森を背景に眺める風景は格別。花ショウブと森の美しいコントラストが楽しめる。今年は例年より1週間以上早く、すでに見頃過ぎで終わりに近かった。
・極楽寺(静岡県森町)
別名「あじさい寺」とも呼ばれる森町の極楽寺。境内に紫陽花30種類以上13,000株が咲き誇り、あじさいの名所として有名。このあじさいは、寺を開創した僧行基が、「極楽へゆく人の乗る紫の雲の色なるあじさいの花」と詠んだことにちなんで植えられたもの。
・本勝寺(静岡県掛川市)
「花の寺」として親しまれている本勝寺は、約6800坪の敷地に70種1万株のアジサイが咲き誇る。紫、青、白など色とりどりのアジサイが境内を埋め尽くす。また、6月下旬より境内に並ぶ50鉢のハスが開花する。寺の入り口には県の天然記念物に指定されているナギとマキの「緑の山門」が出迎え、名物の水琴窟(すいきんくつ)も楽しめる。
 ゆり、花しょうぶ、あじさいの名所を4ヶ所めぐり、R1をとんぼ返りに1日だった。
    ・今日の走行距離:265km