4/14(金) 東伊豆の桜名所      今年の一本桜めぐりは西日本と3月下旬に出立したが、例年に比べ桜が1週間〜10日ほども遅く。訪れた桜は未開や蕾ばかり、おまけに菜種梅雨で雨が多く意気消沈、早めに桜めぐりを切り上げて帰宅した。地元、静岡県でも開花が遅く、県の桜基準木は12日に満開宣言と平年より10日も遅い。例年のこの時期は地元に居ることが少ないので、久しぶりに伊豆の桜名所をめぐることにした。
 ●沼津市・三島市  最初は地元沼津市の光長寺の桜から、自宅からほど近く良く通るが桜はこのところご無沙汰だ。光長寺は法華宗四代総本山の一つで建治二年(1276)開創の古刹、五坊ある境内にはソメイヨシノのほか紅枝垂桜や枝垂桜の古木がある。三島市の三嶋大社は創建は定かでないが鎌倉時代初期には関東総鎮守として源頼朝や多くの武将の尊崇を受けた名社。池周囲には枝垂桜が多く、この時期は多くの花見客が訪れる。  

光長寺

三嶋大社
 ●伊豆の国市 伊豆長岡の狩野川河川敷に狩野川さくら公園があり、堤防道路沿いにはソメイヨシノの桜並木があり花見客で賑わう。
 韮山には世界遺産の韮山反射炉があり、桜の上に突き出る反射炉の煙突は絵になる。近くの建物では地元有志が「吊るし飾り」 を展示していてこれも見応えがある。

狩野川さくら公園

韮山反射炉と桜

反射炉近くの吊るし飾りの展示
 ●伊東市 狩野川沿いを遡り、修善寺から中伊豆に向かい冷川トンネルを抜け中伊豆バイパスを降ると奥野ダムで出来た松川湖がある。湖周囲には桜並木の遊歩道があり、桜を眺めながらウォーキングが楽しめる。大室山山麓にはさくらの里があり、40種1000本の桜が植栽され9月下旬の十月桜から5月に花開く兼六園菊桜へと8ヵ月に渡り様々な種類の桜が咲き誇る。この時期は一番花が多く家族連れで賑わう。 

松川湖沿い遊歩道の桜

さくらの里 
  大室山からさらに下り伊豆高原に向かうと桜トンネルや桜並木が出迎えてくれドライブや散策が楽しめる。
 沼津から伊豆高原まで桜を堪能し、今日の宿、伊豆高原のペンション「ぶるうまあぶる」に向かう。

伊豆高原の桜トンネル

伊豆高原メインストリートの桜並木

今日の宿・伊豆高原「ぶるうまあぶる」