11/29(水) 熱海〜伊豆の国    9時前に宿を出発、伊豆東海岸沿いの国道135号線をを北上して熱海に向かう。途中、道の駅「伊東マリーンタウン」に立ち寄る、中の売店で塩辛を味見して仕入れる。下多賀の高台にある熱海高校の東下斜面にヒマラヤザクラがある。例年の見頃は12月初旬だが今年は1週間早く咲き既に葉が出ている。この桜は留学中のネパール皇太子が伊東を訪れた時献上された熱海桜と梅の種の返礼として昭和43年ネパールからヒマラヤザクラの種が送られてきてそれを育成したものという。この時期に桜の花を見ることができるのは嬉しい。

道の駅「伊東マリーンタウン」にて

熱海高校下 ヒマラヤザクラ

ヒマラヤザクラ
熱海梅園は日本一早咲きの梅で知られるが、遅い紅葉でも知られるが、紅葉の名所でもある。梅まつり期間は有料であるが、紅葉のこの時期は無料なのが嬉しい。園内の紅葉は見頃を迎えており、観光客が見物に訪れる。陽の光を透かしてみるモミジは赤色が輝くように鮮やかで見応えがある。園内の紅葉を堪能した後、県道11号熱函道路を函南町に向かい、さらに南下して伊豆の国市に向かい、鉄砲製造の為に作った韮山反射炉で知られる江川太郎左衛門の邸宅、江川邸に向かう。江川邸には元禄9年(1696)に建築された、表門があり、その奥の玄関と相まって江戸時代の風情を漂わせている。多くの時代劇のロケで使用され、NHK大河ドラマ「篤姫」のロケ地としても知られている。先頃も来年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の撮影も行われたという。邸内中庭は普段は非公開であるが、紅葉時期には一般公開される。樹齢100年を超えるとされるもみじの大木があり、見応えがある。邸内は他にも西蔵、南米蔵、北米蔵など建物があり展示スペースとして公開されており見どころも多い。近場でも紅葉が楽しめるスポットが散在することを再確認したプチ旅であった。
    ・今日の走行距離:73km

熱海梅園の紅葉

熱海梅園の紅葉

熱海梅園の紅葉

江川邸表門 元禄9年建築の薬医門

江川邸内庭の樹齢100年以上のもみじ

江川邸裏門付近の紅葉