1/8(火) 熱海〜伊東  松の内も過ぎた8日、快晴・無風で暖かい陽気に誘われて伊豆散歩に出かけた。先日TVで「日本の巨木」を放映を見て、巨木に興味を持ち調べてみると、本州一、日本2位の楠の巨木が熱海の来宮神社に立つことをしり訪れた。熱海梅園の駐車場からは700m程なので徒歩で向かう。
 ・来宮神社  来宮神社は江戸末期まで「木宮明神」と称され、木に宿る神々をお詣りする神社として崇敬を集めてきた。国指定天然記念物の「御神木 大楠」は樹齢2000年超、幹回り23.9m。幹を一周廻ると寿命が1年延びるという「健康長寿」、心に願いを秘めながら一周すると願いごとが叶う「大願成就」のパワースポットとして多くの参拝客が訪れる。鳥居先右側にある第二大楠も樹齢1300年超、約300年の落雷で中心部が空洞になりながらも青々と葉を茂らせ今も成長を続けていることからこちらも御神木として崇められている。

来宮神社

第二大楠

落雷で中心部が空洞になった第二大楠

日本巨木2位の 御神木 大楠

護神木は樹齢2000年超 幹回り23.9m

新丹那トンネルから出る新幹線

 ・熱海梅園  「日本一早咲き」を謳う熱海梅園は1月5日から梅まつりが開かれている。園内の472本のうち半数の240本が開花し20本ほどが見頃で全体では一部咲き程という。紅梅と白梅にろう梅の黄色が絡む風景はここだけ春を感じさせる。大道芸や猿まわしも行われていて楽しめる。園内の最奥に早咲きの「あたみ桜」があり見頃を迎えていた。

日本一早く梅が咲く 熱海梅園

紅梅

まだ一部咲き程

園内奥に咲く あたみ桜 はもう見頃

あたみ桜

園内で行われていた 猿まわし

 ・ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン  昨年の12月25日に訪れたランプミュージアム&フラワーガーデンを再度訪れた。リニューアル前の四季の花公園に比べると入園料が倍になっているのが玉に瑕だ。あらためてステンドグラスやランプをじっくり眺めてみた。作者のルイス・カムフォート・ティファーニーは「ティファーニー」の創業者の長男で芸術家・デザイナーで名高いという。ランプの中に1997年のオークションで3億4千万円で落札されたという「赤い蓮」があった。制作時のカタログ価格は750ドルだったいう。
ミュージアムを出るフラワーガーデン、菜の花が広がり、階段状の花壇には冬なのに花が咲く。出口近くにはアロエと寒桜があり、寒桜はもう見頃だ。松の内が過ぎたばかりなのに伊豆ではあちらこちらで花が咲き、もう春の訪れを感じることができて、楽しめた伊豆散歩であった。

階段状の花壇

ランプミュージアム館内

3億4千万円で落札された 「赤い蓮」

菜の花

寒桜はもう見頃

寒桜