6/23(日) 標津-別海   夜明け外に出ると曇り空だが霧は晴れていた。朝食を済ませ野付半島に向かう。野付半島では過去に、オジロワシやタンチョウヅルに出会っているのでいるので今回も出会えるかか楽しみだ。野付半島に入るとすぐに右手にエゾカンゾウの群生があり、草地を黄色に染める。他では時期的に遅くあまり見ることができなかったが、寒い野付半島では今が盛りだ。防波堤上にオジロワシを発見、近づくと逃げられてしまった。そのすぐ先で飛んでいる2羽のオジロワシを見つける。道路と並行して飛んでいるので追跡する。時速30〜40km出」飛びなかなか降りてこない。3kmほど並走してが坊田亭の陰に隠れて見えなくなった。その直後、木製の電柱に停まっているのを見つけ、そっと近づき撮影成功。今回も出会うことができた。

野付半島を黄色く染めるエゾカンゾウ

防波堤にたたずむオジロワシ

電柱に停まるオジロワシ
野付ネイチャーセンターに着き、トドワラへの散策道を歩く、ハマナス・センダイハギ・エゾシシウドの3種類は目につくがエゾカンゾウは見当たらない。ハマナスが枯れ木が目立ち以前訪れて時より花数はだいぶ減ってしまった。散策道わきに咲いていたクロユリの姿も見当たらなかった。だんだんと衰えているのを見るのは寂しい。トドワラの朽木群まで行ってみるがこちらも根っ子の部分が残るのみ。観光地としての魅力も無くなってきたようで残念に感じた。

ハマナス

センダイハギ

エゾシシウド

トドワラまで続く散策道

トドワラの朽木群

トラクターバス
トドワラからさらに奥に向かう。原生花園がありハマナスの群生が見られたがやはり枯れ木になり花はほとんど見られない。3羽のタンチョウヅルとエゾシカの集団を発見できたのがせめての救い。

カッコウ

タンチョウヅル

エゾシカ
野付半島を後に標津サーモンパークに向かう。レストランでサーモンでもと思っていたがレストランも市場・売店も閉鎖されていた。展示館もあるが入園料も高く、一度見れば十分に感じる。広い駐車場も駐車している車は少なく子供連れが芝生広場に遊びに来ているだけ。いっそ千歳のサーモンパークのように道の駅として活用したほうが人が呼べるのではないかといらぬ心配をしてしまった。駐車場で昼食を摂り開陽台に向かう。幸いに晴れ間が覗き標高270mの展望台からは360°のパノラマが楽しめた。

開陽台幸せの鐘

開陽台展望台

展望台よりの眺め
今日は釧路在住のキャンカー仲間のKご夫妻と別海ふらあいキャンプ場でお会いする予定。14時少し過ぎに到着すると既に到着されていた。4月にお互いのくるま旅中に福島でお会いして以来、楽しい夜になりそうだ。
 ・今日の走行距離:121km   ・車中泊地:別海ふれあいキャンプ場