2/8(土) 河津〜南伊豆   暖冬で昨年より10日も早く見頃を迎えたという河津桜、来週半ばを予定していたが、天気予報では今日は快晴で暖かそうなので急遽、河津桜とみなみの桜を見物しようと7時過ぎに出発した。
・河津町 河津桜  河津桜まつり会場には9時少し前に到着、例年とおなじ豊泉橋そばの駐車場に向かったが桜祭りは10日から開催で駐車場は閉鎖。まつり本部・河津桜観光交流館付近の駐車場が無料開放されていてラッキーだ。まつり本部近くの名木:かじやの桜へ向かう。今年も前面の下側から咲き、上部は遅れるという珍しい咲き方をしている。河津川左岸の菜の花ロード沿いから来宮橋を渡り右岸の桜並木へ豊泉の足湯処先から、30分毎に噴湯がある峰温泉噴湯公園に向かう。今日は風もなく青空に湯を噴き上げる。100℃ある源泉で温泉卵を作り食べることもできる。桜並木に戻る途中、喜久丸水産という干物屋さんを見つける。旅館に干物を納めているという金目鯛やアジの干物が他より40%近く安いので衝動買い、干物をぶら下げて桜見物となってしまった。踊り子温泉会館付近の河津桜のトンネルから、かわづいでゆ橋を渡り左岸の桜並木から役場近くの樹齢65年の原木に向かう。原木は満開で見事、この桜から全国に河津桜が広まったと思うと感慨深い。 まつり開催前とあって露店も未開店、観光客も少なく、こんなに静かに河津桜が見物できるのは初めてだ。開花が早いのと新コロナウイルスの影響で外人客が皆無なためだろう。

昨年より10日早く見頃

来宮橋付近の河津桜

蜜を吸うメジロ

30分毎の峰温泉大墳湯

100℃の峰温泉源泉で温泉卵

墳湯公園近くの喜久丸水産のひもの

河原から眺める河津桜並木

踊り子温泉会館付近の河津桜のトンネル

樹齢65年、河津桜原木は満開
河津を後に下田の道の駅「開国下田みなと」に向かい。道の駅内の食事処「さかなや」で金目煮魚定食で昼食後南伊豆に向かう。
・南伊豆町 日野菜の花
  南伊豆の日野には広大な菜の花畑が広がる。今年は暖冬で発育が早く2月10日からのみなみの桜と菜の花まつりの期間前にもう見頃となった。菜の花の中に咲いているひまわりを発見して驚いた。暖冬で狂い咲きしたのだという。

菜の花畑

暖冬で生育が早く、祭り開催前に見頃

暖冬の影響かひまわりが狂い咲き
・南伊豆町 みなみの桜  南伊豆町では青野川沿いに河津桜を植え「みなみの桜」と名付け桜まつりを開催している。青野川沿いのみなみの桜を眺めよう道の駅「下賀茂温泉湯の花」に行くが満車で空きを待ちようやく駐車、まつり期間中は道の駅なのに有料なのだが開催前とあって無料でラッキーだ。裏手の青野川沿いのみなみの桜並木は8分咲ほどでまさに見頃、風もなく暖かだ。桜並木下の河原で、写真撮影中のカップルに遭遇、最近はやりの外国人のコスプレかと思ったら結婚を控えたカップル、東京から記念写真のために訪れたという。満開の桜と新婚カップルは絵になる。河津と違い人出が少ないこの場所ならでは可能なのだろう。場店で夕食用の「さんま寿司」を仕入れる。市街地のスーパーに移動し駐車場に車を入れる。ここから青野川左岸の桜並木に出ることが出来て知る人ぞ知る穴場だ。前原橋まで左岸の桜見物をして引き返す。スーパーで買い物をしてみなみの桜を後にする。

道の駅裏手、青野川左岸のみなみの桜

結婚記念写真撮影中のカップル

マックスバリュ裏手の桜並木
帰路はR136を下田へ戻り、R414を箕作を経て河津へ向かう。下佐ケ野手前は狭い路で対向車に気を遣うが慣れれば時間短縮だ。更にR414と来た道を戻るルートを取る。月ヶ瀬ICから伊豆縦貫道に入る、快適で速いが修善寺ICを降りたとたん混み始め時間が掛かり予想より30分ほど遅い16:30の帰着。風もなく暖かな一日、人も少なく静かな河津桜を楽しんだ大満足な日帰り旅だった。