4/2(木) コロナウィルス感染拡大が危惧される昨今、不要不急の外出自粛要請も出される中、例年この時期は全国の一本桜を巡る、くるま旅を行ってきたが、今年は情勢を鑑み中止とした。ここ一週間ほど天気が悪く、自宅に籠っていたが、快晴の今日、密閉・密集・密接の3密に留意しながら、満開を迎えた伊豆半島の桜名所を巡るドライブに出かけることにした。
・ 松川湖(伊東市) 松川湖は伊豆半島唯一の本格的なロックフィルダムである奥野ダムによって造られた人造湖。約4.8qの湖畔には遊歩道が整備され、四季の彩を感じながらゆったりと散策出来る。展望広場には大島桜、その奥にはソメイヨシノ、奥野エコーブリッジやダム下のおくの公園にもソメイヨシノが咲き、地元民に知られる静かな花見名所である。
展望広場したの大島桜並木 |
奥野エコーブリッジより眺める松川湖 |
おくの公園の桜広場 |
・ さくらの里(伊東市) 大室山の麓、約40000uの広大な敷地に約40種類・1500本の桜が植えられている「さくらの里」。9月〜5月までの長い期間さまざまな種類の桜が鑑賞できるスポットとして知られ、「さくら名所100選」のひとつに認定されている。桜は満開、コロナウィルスの影響もあり、訪れる人は非常に少なく満開の桜を眺めながらのんびり散策。
シダレザクラ |
満開のソメイヨシノ |
富士山と桜のコラボも楽しめる |
紅八重枝垂桜も5分咲 |
大島桜の巨木 |
大島桜の園芸品種 八重紅大島 |
・ 伊豆高原桜並木(伊東市)・報本寺(下田市) 「伊豆高原桜並木」は、伊豆高原駅近くにある桜の名所。3月下旬〜4月上旬頃にはソメイヨシノが開花、約3kmに及ぶ"桜のトンネル"が出現する。その圧巻の光景は全国に知られ多くの観光客が訪れるが、今年は桜まつりは中止され、桜並木にも観光客はおらず、満開の桜をのんびり楽しめるが寂しいほどだ。 伊豆高原を後に河津町に向かう。河津桜も終わった河津町は静か、河津桜観光交流館の駐車場に車を入れる。湯を沸かしコーヒー、パン、バナナで昼食、キャンピングカーは外食しなくても車内で食事が出来るのでこんなご時世では便利この上ない。
休憩後、海岸線のR135号ではなく、山間のR414号を箕作に向かい、県道15号を松崎に向かう。途中の道沿いに報本寺があり境内に樹齢200年のシダレサクラがあり、満開の桜を楽しむ。、
伊豆高原桜並木 |
伊豆高原桜並木 |
報本寺のシダレザクラ |
・ 大沢温泉(松崎町) 道の駅「花の三聖苑伊豆松崎」裏手の、大沢温泉の那賀川沿いに約50本のソメイヨシノ約50本があり、川面を覆うように咲き誇る。桜まつりは中止されたが、桜の小枝には、全国から寄せられた俳句を書いた竹短冊が例年通りに飾られていた。
・ 那賀川堤(松崎町) 松崎町を流れる那賀川の河口から大沢温泉まで約6kmにソメイヨシノ約1,200本の並木がある。那賀地区では、約3方uの広大な農閑期の田んぼ6種類の花の種をまき、一面見渡す限りの花畑を演出、桜との競演を楽しめる。
花畑内にはユニークなかかしが設置され楽しませてくれる。
那賀川堤の桜並木 |
那賀川堤の桜並木 |
田んぼをつかった花畑 |
聖火リレーを表現したユニークなかかし |
花畑の中に設置された「花畑神社」 |
可愛らしいアイガモ |
・黄金崎(西伊豆町) 海を望む黄金崎公園にソメイヨシノやオオシマザクラが咲く。
黄金崎の奇岩「バロック」 |
黄金崎公園 |
黄金崎公園の桜 |
伊豆西海岸を北上し、伊豆の国市の桜名所「狩野川さくら公園」に向かったが時間がなく取りやめて17時前に帰着。久しぶりに地元伊豆の桜名所を巡り楽しめた一日だった。
不要不急の外出自粛が叫ばれている今日この頃、不謹慎の誹りを受けそうだが、車利用のこんなドライブもあっていいのかと感じた。それにしても平日とはいえどこも驚くほど人がおらず、経済活動大打撃を肌で感じた一日だった。 |
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