9/25(日) 津軽観光スポットめぐり   昨日と打って変わって今日は晴天、津軽地方の観光スポットを巡る。
 ・田んぼアート(田舎館村) 最初に訪れたのは田舎館村の全国的にも有名な田んぼアート、第二会場の道の駅いなかだて には8時20分に到着。開場は9:00〜、人気の第一会場を先に見ようと田舎館役場に向かう。役場駐車場は半分以上は埋まり、行列が出来ている。これはこれはと驚いたが田んぼアート会場の行列ではなくコロナワクチン接種の行列だった。オープンの9時には2組のみ落ち着いて見物することができた。今年は遠近法を使用して「モナリザ」に再挑戦、四角い額縁に見える田んぼアートは見事の一言に尽きる。横には黒田清輝氏の傑作「湖畔」が作られていたが、半分ほどは稲が倒れていて完全な姿を見ることができず残念。

モナリザ

湖畔
道の駅いなかだて の第二会場は令和3年に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されたことを祝し、また村で弥生時代の水田跡検出されたことから「縄文から弥生へ」をテーマにし作成したという。田んぼアートの左側には石のアートがあり、「男はつらいよ」の車 寅次郎が石で見事に表現されていて驚かされる。

縄文時代の狩猟の様子(左側)

弥生時代の稲作の様子(右側)

石のアート「男はつらいよ」車 寅次郎
 ・立佞武多の館(五所川原市) 五所川原立佞武多は、高さ20メートル以上、重さ16トンという巨大なもので、弘前市の扇ねぷたとも、青森市の人形ねぶたとも違う、明治末期の巨大化した佞武多の様式を伝えている。運行形態は、大太鼓(忠孝太鼓)を先頭に、台車に乗せた立佞武多を数十人の引き手が台車の左右に付けたロープにとりつき2列になって引く。立佞武多の館には3台の立佞武多が展示され見ることができる。その巨大さと見事さには驚かされる。

第21代 稽古照今 神武天皇、金の鵄を得る

第22代 かぐや

第23代 暫
 ・鶴の舞橋(鶴田町)  鶴の舞橋は平成6年、岩木山の雄大な山影を湖面に美しく映す津軽富士見湖に、日本一長い三連太鼓橋「鶴の舞橋」として架けられた、全長300メートルもの三連太鼓橋。ぬくもりを感じさせるような優しいアーチが特徴。岩木山を背景にした舞橋の姿が鶴が空に舞う姿に見えるとも言われ、また、橋を渡ると長生きができるとも言われているという。前回訪れた時は平日で見物はわれわれだけだったが、その後公園も整備されたうえに、日曜日とあって大勢の人出、人気の高さを感じられた。
 ・高山稲荷神社(つがる市)  高山稲荷神社には千本鳥居があり老朽化が進んだことから、令和御大礼奉祝記念事業の一環として千本鳥居を腐食性に優れ耐久性のある新素材(硬質塩化ビニール製)に改築が行われてきた。ここ2〜3年で整備が進み、「朱色の鳥居が数え切れないほど並び、異世界のような不思議な空間を創出している」と映えスポットとして人気急上昇。若者が多く訪れるようになった。高台にある神明社に向かって曲がり続く赤い鳥居は見事で美しい。
津軽地方の観光スポット巡りはやや歩き疲れたが存分に満足できた。しゃりき温泉で汗を流し、道の駅十三湖高原に落ち着く。

 ・今日の走行距離:176km   ・今日の一風呂:しゃりき温泉   ・今日の車中泊地:道の駅:十三湖高原