10/19(水) 大内宿・塔のへつり・日塩もみじライン・龍王峡   今日、大内宿を観光すると、北海道、東北と巡ってきたくるま旅も栃木県と関東入り。大分南下してきたものだ。まだ8時過ぎの静かな大内宿を早速散策。
 ・大内宿  大内宿は、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えた。現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、この景観を引き継ぐために店舗兼住居として生活している。高台から大内宿全体を展望する。江戸時代にタイムスリップしたような景観が目の前に広がる。既に営業している布小物や漬物の店を覗く。お茶と漬物バイキングでもてなされる。ご主人は勧め上手で商売上手、漬物が美味しかったので2品ほど求める。

大内宿

大内宿展望

布小物の店
 ・塔のへつり  100万年もの間にまるで塔のように削られた奇岩の連なる“塔のへつり”は、紅葉の名所にもなっている。例年10月中旬頃には白い岩肌にはえる紅葉が大川の流れをも染める絶景が楽しめると云われるが残念ながらまだ青葉。見頃は11月に入ってからのようだ。虚空蔵菩薩が祀られ、抉られた参道を辿り詣でる。
 ・日塩もみじライン  日塩もみじラインは、鬼怒川温泉と塩原温泉とを結ぶ全長28kmの観光道路。昔は有料道路だったが今は無料で通行できる。峠の茶屋の白滝など自然を堪能できる見所もある。見頃は例年10月中旬から11月初旬。残念ながらここも青葉が多く見頃はこれから。それでもハンターマウンテンスキー場ややエーデルワイススキー場付近には綺麗に染まった紅葉も見れた。峠の茶屋の白滝付近はもう少しというところ。峠の茶屋を過ぎ下りだすと青葉が目立つ。

ハンターマウンテンスキー場付近

エーデルワイススキー場付近

白滝
 ・龍王峡  日塩もみじラインが終わると龍王峡。2,200万年もの昔、海底火山の活動によって噴出した火山岩が、鬼怒川の流れによって侵食され、現在のような景観になったといわれる。その名の通りまるで龍がのたうつ姿を思わせるような迫力のある大景観は、川治温泉と鬼怒川温泉の間、約3kmに渡るという。渓谷というと御多分に漏れず、長い階段の上り下りが待つ。このところ連日のように階段の上り下りを繰り返し疲れ気味。虹見の滝の見える五龍王神社と虹見橋までの往復にとどめる。

虹見の滝

虹見橋より上流を望む

虹見橋より下流を望む
龍王峡を後に今日の目的地、道の駅「湯西川」に向かう。途中で夕食の食材をと思ったがコンビニが無い。湯西川温泉街迄足を延ばすがコンビニは見つからず食料店もない。見つけた小さな酒店でなんとかパンを調達。夕飯抜きになるところだった。
 ・今日の走行距離:172km   ・今日の一風呂:湯の郷   ・今日の車中泊地:道の駅:湯西川