10/2(水) 彼岸花&花畑 今年の夏は異常に暑かった、9月の残暑も厳しく連日の真夏日。10月に入っても台風の影響で暖気が流れ込み、真夏日が続く。遠出も控え気味だったが、TVで近くの富士宮市に彼岸花の群生地が在ることを知り見たくなった。富士山周辺の花畑も見ようと晴天のこの日、久しぶりの富士山周遊ドライブとなった。7時少し前に出発し富士宮市沼久保の水辺の楽校に向かう。
・沼久保水辺の楽校 『沼久保水辺の楽校』は、富士宮市沼久保から富士市松野を結ぶ蓬莱橋の富士宮側にある公園。遊歩道があり入口には酔芙蓉が咲き出迎えてくれる。朝には白かった花が昼にはほんのりピンク色に染まり、夕方にはさらに濃いピンク色に変化していくこの花!お酒に酔っている美人に例えて酔芙蓉と名付けられたという。その奥の木立の中に彼岸花が拡がる。1万株の群落といわれ朝日をあびてに輝く。暑さの影響で今年は開花が遅れ10月に入っても見頃が続く。
彼岸花は種がなく株分けで増える。花・茎・葉・球根、すべての部分に毒があり、中でも特に強い毒を持つのは球根の部分という。彼岸花が土手や畦道に植えられているのは、モグラやネズミから稲や野菜などの農作物を守るためだと言われてる。また墓地で多く見られるのも、モグラやネズミから埋葬された遺体を守るためだという言い伝えもある。
自宅から1時間程の所に、このような見事な彼岸花の群生地があることを知り驚いたと同時に楽しめた。
木立の中1万株の彼岸花 |
彼岸花 |
小川沿いの彼岸花 |
彼岸花 |
入口に咲く酔芙蓉 |
朝は白,昼はピンク,夕方は赤と色が変わる |
・興徳寺 富士宮市下柚野、小高い場所に位置する大日蓮華山 興徳寺は、鎌倉時代から700年以上の歴史を持つ日蓮宗の寺。高台になった境内からは柚野ののどかな風景と富士山を眺めることができ、桜の名所として人気があることは知っていたが、彼岸花の名所とは知らなかった。本堂に続く参道は石段になっていて、その両側を真っ赤な彼岸花の鮮やかな色が染める。境内やその周りの土手のあちらこちらに彼岸花が咲き、赤と緑のコントラストが美しい。富士山に雲がかかり富士山と彼岸花を撮れなかったのは残念だった。
・富士本栖湖リゾート「虹の花祭り」 R139を「道の駅 あさぎり高原」から北へ4.5km、10分程の行った左手に富士本栖湖リゾートがあり、毎年4月中旬〜5月下旬に行われる富士山の春の風物詩「富士芝桜まつり」で知られる。9月初旬〜10月中旬には標高1000mの高原の花畑で「ひと足早い秋を、感じる。」虹の花まつりが行われる。種々の花々が色彩豊かに富士の麓を彩る。。この時期はインバウンド客も殆ど居ず、高原の涼しい空気の中をゆっくり散策できるのが嬉しい。
ピーターラビット |
虹の花まつり |
虹の花まつり |
虹の海を旅する小舟 |
ガーデンタワー ショップ&ギャラリー |
高さ8mのガーデンタワーからの眺め |
富士本栖湖リゾートを後に、R139を辿り西湖へ向かう。西湖駐車場で昼食&休憩のい後、湖北ビューラインを河口湖大石公園に向かう。大石公園に隣接する富士大石ハナテラスの駐車場に車を置き湖岸へ向かう。
・河口湖大石公園 河口湖北岸の大石公園は初夏のラベンダー、秋のコキア・紅葉と見所の多いスポットである。コキアは色付き始め見頃は10月20日前後だろうか?その頃再訪しよう。
富士山とコキア |
色付き始めたコキア |
富士山とコスモス |
・花の都公園 山中湖にある「花の都公園」は雄大な富士を仰ぐ30万uのエリアに、季節ごとに彩を変える花々の共演が楽しめる。
今は赤ソバ、ソバ、コスモス、ヒマワリ、百日草などが楽しめた。
赤ソバ |
赤ソバの花 |
こちらは普通のソバ |
まだ咲き始めのコスモス |
ヒマワリ |
百日草 |
「花の都公園」を後に帰途に就く、R138を籠坂峠を越え御殿場へR246を辿り、14:30帰着。7時間半、159kmの富士山周遊のドライブだったが久しぶりの遠出で楽しめた。
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