興禅寺のやどり木 椿と桜


愛知県犬山市羽黒城屋敷16
●江戸彼岸桜
●樹齢 300年 幹周 3.3m
興禅寺は平安時代の承安4年(1174)、梶原景時によって真言宗光善寺として創建されたのが始まりとされ、室町時代の文明11年(1476)、梶原景綱によって臨済宗妙心寺派興禅寺と改めて再興された。本尊は釈迦如来。
この寺は四季を通じ多くの種類の花が咲き、春は薄墨桜と染井吉野、そして椿が競演する境内は華やかさに満ちる。ほか、ヒトツバタゴ、あやめ、シャクヤクなど、四季折々の花が楽しませてくれる。また東門前には、桜の木に椿がやどり木として根付くさまは、なかなか風情があり魅力的である。

2013/3/26 11:25(満開)


戻る