唐門の薄墨桜


福井県福井市城戸ノ内町
          一乗谷朝倉氏遺跡
●江戸彼岸桜
●樹齢 不詳(百数十年)
  樹高 12m  幹周 3.3m
その昔、兵庫県の豪族であった朝倉広景が越前に移り、その後朝倉家5代が約100年間に渡って一乗谷を治め、越前の中心として栄えたが、1573年に朝倉氏は織田信長との戦いに敗れ、一乗谷の城や城下町は焼討ちにあい消滅した。 それから400年を経た昭和42年にこの「一乗谷朝倉氏遺跡」が発掘された。唐門は 朝倉氏遺跡のシンボル的な門で、豊臣家から寄贈されたと伝えられる場所に建てられた。義景公の菩提を守る松雲院の門。唐門横の桜は薄墨桜で樹齢百数十年、堀に映る姿が美しい。

2009/4/5 9:51


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