岐阜県大野郡白川村荻町385
●おおた桜
●樹齢200年
樹高6.7m 根まわり2.25m
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世界遺産に登録されている白川郷荻町地区の本覚寺の境内にある。 地元では塩釜桜と呼ばれていた樹齢約200年の八重桜である。1969年(昭和44年)に植物画家太田洋愛氏が、この塩釜桜が通常の八重桜と異なることに気づき、詳細な写生と枝を1本持ち帰り、植物学者大井次三郎氏らに調査を依頼。その結果、全国にあるどの桜とも異なり、特に花弁(90枚以上)が多く、めしべの数(15〜20本)も多いことなど新種と確認され、太田洋愛氏の名前よりオオタザクラと命名されている。
昭和47年、県の天然記念物に指定されている。 |