岐阜県飛騨市古川町袈裟丸 慈眼寺
●江戸彼岸桜
●樹齢 350年
樹高 10m 幹周 3.3m |
根元の幹周囲3.72m、目通り幹周囲3.3m、樹高10.0mで、地上3.3mの高さで2幹に分かれている。両方とも雪のために幹が折れている。県下のエドヒガンザクラの中でも幹の太いものであるが、近年腐朽が進み樹勢もかなり弱っている。伝説によれば、当山第5世和尚題柱老師が万治年間(1658〜61)国家安穏鎮護祈誓のために大和路を遍歴し、その帰途に大和の某寺から桜樹の苗木を持ち帰り、遍歴記念に境内に移植したといわれ、鎮護ザクラと呼ばれている。
昭和34年11月、県の天然記念物に指定されている。 |