家建ての茶屋跡の大島桜


三重県志摩市磯部町恵利原
●大島桜
●樹齢 350年
●幹径 67cm
一本桜は、天照大神が岩屋に隠れて世界が真っ暗になったと言われる「天の岩戸伝説」が残る「天の岩戸」へ向かう伊勢神宮までの旧街道沿いに、昔ながらの田園風景をそのまま残こし佇んでいる。
 伊勢参宮のガイドブックでもあった「伊勢参宮名所図会」寛政9年(1797)の巻5にも「家建の茶屋」 とともに桜の木が描かれている。品種は大島桜(オオシマザクラ)で、純白の花を付け同時に緑の若葉を伴って咲くのが特徴である。
 平成11年4月、市の天然記念物に指定されている。

2013/3/27 7:35(満開)


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