旧富士川町の北松野の高台に妙松寺はある。朱塗りの山門は江戸末期再建の鐘楼門で、小ぶりながら端正な姿。その門前に、老いた桜が2本そそり立っている。幹は太く厳めしく、あたかも寺をまもる金剛力士のごとく威風堂々たるたたずまいである。真っ赤な山門とのコントラストが素晴らしい。富士山と桜が撮れるスポットとして人気が高い。