円山公園の祇園枝垂桜


京都府京都市東山区円山町
●枝垂桜
●樹齢 80年
  樹高 9m   枝張 14m
 
「円山しだれ」「祇園の夜桜」と呼ばれ親しまれ、1947年枯死した樹齢200年の枝垂桜の2代目である。1926年に初代から種をとり、1949年に移植された。しかし近年樹勢が衰え、北側に伸びた枝が枯れて切り落とされた。病気の原因は2月から3月にかけて花芽がカラスの餌になるためらしい。樹高は9mある。東西南北にバランスよく張っていた枝の一つが欠けたというものの、枝張は14mくらいもある。桜の周りは囲いがあり、人は入れない。少し高く土盛りしたところから幹が伸びているので、どんなに人垣ができても1等席で花見ができるのが、なんともうれしい限りだ。

2009/4/6 12:04


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