福星寺の親子桜


千葉県四街道市吉岡898 福星寺
●枝垂桜
●親桜 樹齢380年 樹高14m 幹周3.3m
●子桜 樹齢60年 樹高13m 幹周1.8m

 
福星寺しだれ桜は、元和元年(1615年)に徳川家康公が江戸から東金方面に鷹狩りに来たおり、金光院(福星寺の親寺)へ立寄り、本堂の前のしだれ桜を見て「これは珍しい桜だ」といわれことのほか讃られしばしの間この桜の木に手をかけられたことから檀家の人達は「お手かけの桜」と呼ぶようになっ たといわれている。縁起をかついだ福星寺は金光院のしだれ桜を株分けして頂き、創建を記念して本堂の前に植えられたとのことだ。
 このしだれ桜は樹齢約380年余りで目通り周囲3.3メートル、樹高14メートルで素晴らしい花を咲かる。3月下旬の観桜時期に入ると近隣から多くの見物客が訪れ賑わう。親桜は昭和58年3月、子桜は平成10年4月に市の保存樹木に指定されている。

親桜 2012/4/8(満開)


子桜 2012/4/8(満開)
戻る