茨城県水戸市常磐町1-3-3
●山桜
●樹齢 50年
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偕楽園は天保13年(1842年)水戸藩主徳川斉昭によって造園された日本三大名園の一つで梅の名所として知られる。見晴らし広場にある左近の桜は仁孝天皇皇女登美子が斉昭公の下に降嫁した際、京都御所紫宸殿の左近桜から植えられたものだが、後に枯死してしまい、1963年に改めて、同じ左近の桜の根分けを宮内庁に願い頒与えお受け植えたものという。とても樹齢50年とは思えない堂々たる巨木である。
またこの先にある二季咲桜は四季桜の仲間で秋から冬にかけてと春に咲く。初代の樹は水戸藩士久米某邸に会ったのを移し植えたと伝えられている。 |