種徳院のシダレザクラ


栃木県佐野市戸奈良町960
●枝垂桜
●樹齢 300年(または170年)
 東側:樹高 9m 幹周 3.09m
 西側:樹高 12m 幹周 2.08m
種徳院は、室町時代の唐沢城主、佐野師綱の夫人(徳子)が、夫の武運長久と、人の心の安定を願い1438年に開創した。寺名は徳子夫人の戒名による。本堂左右に2本のシダレザクラがあり樹齢300年と推定されているが、天保4年(1843)に書かれた境内図には桜が確認できないことから天保14年(1843)の火災後の再建時に植えられた、170年説もある。画像手前の桜は幹が折れ空洞化、奥の桜も大きく傾き幹は折れるなど傷みが激しい。
平成11年、市の天然記念物に指定されている。

2012/4/15 8:15(葉桜)


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