長野県大町市大町1517
●枝垂桜
●樹齢 150年
樹高 8.5m 幹周3.05m |
大町市街地の北部、糸魚川街道(国道148号)と善光寺街道との分岐点、追分にある大黒天の境内にある。嘉永5年(1852年)に造立された石像大黒天の脇にあり、同時期に植栽されたと推測される。すぐ西側を交通量の多い国道が走るなど生育環境は良好とはいえない。地上3mの高さでほぼ南北の2幹に分岐し、北幹は大きく北方に伸び樹冠も北方に片寄る。南幹は分岐点の上部の腐朽箇所は治療された。樹齢にしては比較的元気である。「大黒様のシダレザクラ」として古くから地域住民に親しまれてきた。平成7年4月、市の天然記念物に指定されている。 |