伯先桜


長野県伊那市西町
●枝垂桜
●樹齢240年
 
「伯先桜」は江戸時代、名医で俳諧師としても知られた中村伯先(1756〜1820)が幼少のころ自宅の庭に植えたとされる。数年前、激しい風雨で大音響とともに幹が裂けて太さが半分になり、樹勢が衰え、子枝にわずかに花を付ける。市街地を見下ろす高台の住宅街にあり、気をつけていなければ庭木と見間違え見過ごしそうだ。昭和45年、市の天然記念物に指定されている。

2006/4/21 14:30


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