長野県松本市蟻ケ崎
●枝垂桜
●樹齢不詳 |
このしだれ桜は、松本市のアルプス公園内「まきば山荘」の手前の斜面を下って行ったところにある。
松本平の「泉小太郎伝説」は、この桜の説明書きによると‥ 「昔、松本平が湖だったころ、鉢伏山で生まれ法光寺で育った泉小太郎が母を尋ねますと犀龍でした。母は民の幸せのために湖の水を北海に流して、この地を干拓するよう告げました。そこで小太郎は母の背に乗って、山清道の岩を砕き、今の肥沃なを松本平を開いたといいます。このしだれ桜は泉小太郎が植え代々大事に伝えたものといわれてます。」とある。
泉小太郎とは、TVで放映された「まんが日本昔ばなし」のオープニングで龍に乗っていた子供。
こんな話を想像しながら桜越しに松本平を望むのも一興だろう。 |