清正公駒つなぎの桜


長野県松本市丸の内4 松本城
●枝垂桜
●樹齢不詳
いわれは、「熊本城主加藤清正が、江戸からの帰りに松本城に立ち寄った。
城主石川玄蕃頭は、遠来の客を手厚くもてなした後、騎馬二頭を引出し「土産どちらでもお気に召した方を一頭差し上げましょう。」と言った。清正は感謝して「貴殿の目利きで選んだ馬を、我等ほどの目利きで選んでは申し訳ない、二頭とも申し受けるのが礼儀と心得る。」といって二頭を頂戴して帰ったという。これを伝え聞いた人々はさすが清正公と感じ入ったという。」
 この時、駒をつないだのがこの桜の木と伝えられている。
とするとこの桜の樹齢は少なくとも400年以上はあることになるが、そこまでの巨木には見えない。この時期、満開のソメイヨシノで染められた松本城で入場料を払ってまでこの桜を目当てに来る人はまずいないだろう。

2012/4/24 11:11(葉桜)


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