高顕寺の桜


長野県須坂市仁礼
    大狭873-ハ、876-イ
●境内の桜 江戸彼岸桜
 樹齢500年 樹高13m 幹周5.7m
 樹冠19.3m
●山ろくの桜 枝垂桜
 樹齢300年 樹高14m 幹周2.4m
 樹冠17.2m
高顕寺は、南北朝時代の僧行基により開基と伝えられる。住職は代々大谷不動の別当職を務め、信濃観音霊場札所、北信濃十三仏霊場札所である。
境内にあるエドヒガンは、豊丘「延命地蔵堂の桜」に匹敵する古木であり、寺の歴史から推定樹齢500年とみられる。根元に一部空洞があるが樹勢は良好である。市内随一の古刹の歴史を物語る樹として貴重である。山ろくの桜は、境内の前山にあるシダレザクラで、推定樹齢200年、境内のエドヒガンと枝先を接し桜の季節には共に咲き競い境内を彩る。
 平成23年、市の天然記念物に指定されている。
また、珍しいミドリザクラ(緑咢桜:咢などが緑色の為花は白いが緑色に見える。)もある。

境内の桜 2012/4/28 14:11(満開)


ミドリザクラ(緑咢桜) 2012/4/28 14:17(満開)


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