新潟県糸魚川市砂場4157
●枝垂桜
●樹齢 200年
樹高 15m 幹径 0.9m |
糸魚川市にある活火山「焼山」の麓に、砂場という山村がある、旧善正寺は元禄の寺院再建後約300年間、本堂・庫裡とも一度も天災にあわず、ほとんど手も加えられず、文化財的にも大変貴重だった。しかし、長年の
風雪による老朽化が激しく、過疎の問題ともあい混じり、平成元年(1988)から5年の歳月をかけて現在の大和川の 地に移転再建した。旧善正寺本堂跡の裏に、樹齢200年以上の枝垂れ桜がある。雪の多いこの地方、桜が咲くころにはまだ雪が残る。雪の為だろうか、樹高の割には樹冠は小さめである。
昭和61年、市の天然記念物に指定されている。 |