結麗桜


福岡県久留米市田主丸町石垣3-12
   高山果樹園
●太白
●樹齢 250年
昔、宿場として栄えた田主丸に「紫楼」という遊郭があった。そこで人気を集めたのが結と麗という美人姉妹。姉妹の唯一の楽しみが石垣の古墳の上に生える桜の大木の下でお花見をすること。月夜の下で花を愛でる二人の上に大ぶりの花びらが舞い散り、一年間の姉妹の疲れを吸い取ってはまた枝に戻って咲いたという。そんな哀切を秘めたこの桜の木を、いつか地元では「結麗桜」と呼ぶようになった。樹齢250年の「太白(たいはく)」という日本でもめずらしい品種の一重桜で、直径6〜7センチにもなる大ぶりの花を咲かる。

2018/3/31 13:11 (6分咲)

結麗桜の花、種類は珍しい太白


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