宮原家のヒガンザクラ


熊本県球磨郡あさぎり町
  岡原北切畑1137-1
●江戸彼岸桜
●樹齢 400年
●樹高 5m
宮原家は、平安初期から代々切畑神社の宮司を務めてきた。この彼岸桜は、切畑神社が建てかえられたとき植えられたもので、樹齢は400年〜500年といわれている。 彼岸桜の近くには、平景清の息女の墓が祀られてる。平安時代末期、源平の合戦に敗れた平家の一門は、この付近に落ち延びてきたといわれており、 平景清の息女は、父景清を追って岡原村にたどり着いたが、その父の死を知り、自害されたとされる。宮原家では代々この墓を管理維持され現在に至っている。
幹周り2mを越え、高さも5m程あり、明治の初期頃が一番立派で、国道218号線からも望めたそうだが、台風等で、何度も枝が折れて、相当小さくなったという。

2014/3/24 15:03(満開過ぎ)


戻る