愛媛県北宇和郡鬼北町内深田218
●江戸彼岸桜
●樹齢 300年 |
鬼北町の盆地のほぼ中央部、県道57号脇に大本神社はある。境内には数十本の桜があり、古くから「伊達桜」として、地元の人に親しまれている。伊達桜は葉の展開が一般のエドヒガンより少し早く、淡紅色の清楚な花と同時に、淡い緑の葉が芽吹き始める珍しい形質をもっている。本殿前の二本の桜は、伊達秀宗が初代宇和島藩主として仙台から入国した際に献納したものと伝えられている。境内にはエドヒガン(別名ウバザクラ)の他に、シダレザクラ(別名イトザクラ)も数本ある。この二種の群生保護の為、昭和24年愛媛県天然記念物に指定さ
れた。 |