新宮熊野神社・長床の桜


福島県喜多方市慶徳町新宮熊野
●枝垂桜
●樹齢 不詳
新宮熊野神社は平安時代後期の天喜3年(1055)前九年の役の際に、源頼義が戦勝祈願のために勧請し、寛治3年(1089年)後三年の役の時に頼義の子・義家が現在の地に熊野新宮社を遷座・造営したと言われている。ここにある「長床」は熊野神社の拝殿として建てられたもので、国の重要文化財に指定されており、周囲には壁が無いのが特徴である。長床の横にあるしだれ桜は、昭和初期に大竹利八氏により移植奉納されたとされ、以前は枝振り良く美しい風貌だったが、現在、細い枝がバッサリと切られてしまい、少し寂しい風貌だ。現在治療中とのことだ。

2013/4/29 6:53(満開)


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