福島県大沼郡会津美里町宮林
●サトザクラ
●樹齢 100年
●樹高 11m 幹周 1m |
薄墨桜は伊佐須美神社の御神木と伝えられており、花は八重に一重も交わり、咲き始めは薄墨を含んだ白色から次第に紅色を帯び、終わりには中心部が濃い紅色となる。根元付近から別れた数本の幹が大きく扇状に広がった面白い形をしていて、 大木ではないのですが、均整のとれた樹形をしている。普通の桜よりも少し遅れて咲き、毎年4月29日にはこの桜樹の霊をまつる花祝祭が行われ、この花を入れた餅をついて祝う、普段は入れないが、この日だけは立ち入りできる。
平成9年3月、町の天然記念物に指定されている。 |