幸右衛門櫻


福島県石川郡石川町中田北山字羽貫田
●山桜
●樹齢 不詳 幹周 2・5m
江戸中期、石川郷中田村字三森里に「三森幸右衛門」という人がいた。ある夕方、羽貫田四辻のこの地にさしかかった所、突然四方から狼が現れ、幸右衛門に襲いかかった。とっさにこの櫻の木に登り、締めていた「ふんどし」に火を点けて左右に大きく振り回し狼を追い払った。その後、木の上で一夜を明かし、命を守ることができた。
以来、この櫻の木を「幸右衛門櫻」と言うようになったという。

2016/4/13 14:32(1分咲)


戻る