徳佐八幡宮のしだれ桜


山口県山口市阿東徳佐中上山東
●枝垂桜
●樹齢 190年
徳佐八幡宮の参道は毎年4月上旬満開の桜でおおわれる。文政8年(1825)氏子有志によって植栽されたと伝えられ、昭和9年12月、史跡名勝天然記念物保護法により「名勝徳佐桜」として文部省から指定を受けた。「徳佐桜」はシダレザクラとヒガンザクラを混植した全国でも珍しい桜並木であった。その後、当時の桜は老木となり、傷みも激しくなり多くは枯死し、昭和31年1月に指定を解除された。現在は補植されたり、往時の老木からの実生や接木によって増殖され、往年の「徳佐桜」たらしむるべく努力が重ねられている。昭和48年7月、阿東町文化財として指定されている。


2009/3/30 8:57


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