10/15(木) 清和-熊本 朝一番に国見ヶ丘に登ってみる。期待した雲海は無理だが朝もやの中、幾重にも連なる山々が水墨画のようだ。道の駅・清和文楽邑に行くと今日は9:45より清和文楽の公演があるという。ツアーの予約だが見物できるというので待って入館、こんなところで文楽を見るとは思わなかった。人形の操り方、清和文楽の歴史、演目の説明があり、非常にわかりやすい。始めて見る文楽を楽しんだ。ここに寄られたなら是非見学される事をお勧めする。通潤橋に向かう途中、円形分水の標識があり向かってみる。用水の分配を行うため、通潤橋の取水口下方に設けられたもので、3分をこの地区に、7分を通潤橋に分けられる。水路で6km先の通潤橋はアーチ状の水路橋、週末には観光放水が行われるが残念ながらまだ見たことがない。今日は小学生の遠足日和なのか多くの学校が訪れていた。通潤橋の上を渡り五老ヶ滝を見るため滝壺まで階段を下りる。下りはいいが登りは大変だが行く価値はある見事な滝だ。アーチ状の石橋・霊台橋を眺めた後、五木五家荘に向かおうとしたが国道445号が全面通行止めとのことで予定変更、熊本城に向かう。昨年完成した本丸御殿は往時の大広間(対面所)や台所を復元したもので襖絵や天井の装飾など見事で見ごたえがある。時間が無く急ぎ足の見学だったが今度はゆっくり見学したいものだ。熊本を後に夕暮れのなか今夜の宿泊予定地、道の駅・不知火に向かう。
・今日の走行距離:141km ・今日の一風呂:不知火温泉センター ・今日の車中泊地:道の駅・不知火

国見ヶ丘展望台から高千穂方向を見る

古事記の神話、天孫降臨の像

3人で人形を操る清和文楽

7:3に分配される円形分水

灌漑用水の水路橋の通潤橋

滝壺迄の階段がキツイが見事な五老ヶ滝

江戸時代末期に造られたアーチ状の霊台橋

熊本城天守閣

本丸御殿で一番豪華な招君の間