7/25(日) 野馬懸 今日は三日目の最終日、相馬小高神社で昔の名残をとどめている唯一の神事、野馬懸が行われる。騎馬武者が裸馬を場内に設けられた竹矢来に追い込み、白鉢巻に白装束をつけた御小人達が多くの馬の中からおぼし召し叶う荒駒を素手で捕ら神前に奉納するという古式にそった行事で祭の原点を留めているところから国の重要指定民俗文化財に指定されている。NHKのカメラマンの忠告で野馬道内側の安全な場所に陣取ったため、目の前を疾走する追い込みを見ることが出来たが近すぎて撮影が上手くいかず残念。野馬道正面の竹矢来側に陣取ったほうが良かったかもしれない。相馬野馬追は二日目の本祭が注目されているが三日間を見ると祭がよく理解でき面白い。東北の夏祭りの初めを飾る暑い相馬野馬追を充分堪能でき大満足だった。昼食の休憩に入った相馬小高神社を後に帰路に着く、常磐道・首都高ともに順調であったが東名道、御殿場〜裾野間で事故渋滞に巻き込まれたが18時前無事帰着した。
  ・今日の走行距離:408km

拝殿の参拝を終えた大将達

追い込み騎馬出向

引き締まった顔で出向する女の子

御小人達による馬場潔めの式

迫力満点! 野馬の追い込み

竹矢来に追い込まれた野馬

縄付きの竹竿を水に浸し馬の背に打掛

御小人総がかりで素手で捕える

掴めるのはタテガミのみ
旅のデータと感想    ・旅程 3泊(ホテル3)4日 ・総走行距離:917km
一日中、炎天下という厳しい祭環境だったが、3泊ともビジネスホテルで過ごせたのは大正解で、熟睡でき思ったほど疲れなかった。事前の下調べと下見、また早い時間に現地到着したおかげで色々の方々に祭の話や情報を頂き大いに助かり、ベストポジションで観る事ができ大満足であった。出会った相馬の人たちは皆親切で暖かかった。機会があれば再度訪れてみたい祭である。