名石集落の最南端の駐在所

波照間の泡盛「泡波」数が少なく貴重品

竹富町設置の日本最南端の碑

この日本最南端の碑は個人が設置

ニシハマ(北浜)はクリームソーダ色の海

西表・仲間川のマングローブ

サキシマスオウノキは巨大な板根を持つ

由布島へは浅瀬を水牛車で渡る
11/05(月) 
 波照間島・西表島・由布島
波照間は1日に行く予定であったが高波で欠航のため、今日5日に変更。コースは安永観光の波照間島・西表島日帰り観光コース(所要時間9時間)を選択。波照間までは1時間の航海、黒島島の先から波が高くなり、船はかなりの揺れ。波照間に到着し島内観光マイクロバスに乗ると今回のコースにはペア7組の14人、やはりシニアが多い。ドライバーはガイドも兼務、軽妙な語り口でなかなかだ。普段はツアーで回ることのない我々だが、地元ならではの話や由来は興味深い。風力発電2基が設置されていたが台風を考慮して可倒式。このため2枚羽根となかなかユニークだ。名石集落に入る。ここは学校や郵便局もある中心的な集落。ここの駐在所は日本最南端、この島にはパトカー1台に警察官は1人のみ。赴任は妻帯者のみで奥さんにも駐在手当がでるようだ。小さな波照間酒造所もここにあり、製造本数が少なく泡盛の「泡波」は製造本数が少なく入手困難。名石売店にはミニチュア瓶しかなかった。迫力満点の断崖絶壁の高那崎を見てから日本最南端の地へ、竹富町が設置した日本最南端の碑が目に着くがその奥に素朴な雰囲気の最南端の碑がある。1975年本土から来た大学生がバイト代を投じて建てたといわれる。その横の日の丸は右翼団体が設置したものとのこと。ここから島を時計方向に回り北に行くと言葉を失うほど美しいニシハマ(北浜)がある。この地方の言葉では北をニシというそうで紛らわしい。集落で昼食後西表の大原港に向かう。この海域は波が荒く船は前後左右に大揺れ、普段より10分も遅れ到着。これよりまだ揺れのひどい時があるという。バスで仲間川のマングローブクルーズ線乗場に向かい上流に向かう。落差1mほどの緩やかな川は揺れとは無縁、のんびりとしたクルーズを楽しめるが今日は風があり寒い位だ。終点にサキシマスオウの巨木があり大きな根は板根といい大きな板状、樹齢は400年といわれる。仲間川クルーズを終えバスで由布島の水牛車乗場へ由布島までは400mの浅瀬を水牛車で渡る。由布島には植物園があり一巡して水牛車で戻る。水牛はこれで今日が最後と判っているようで懸命のスピードで戻る。17:40分石垣島に戻り中身の濃い一日を終える。