6/28(水) 幌延-豊富-稚内-猿払    朝は霧雨、日本海オロロンラインを北上につれ空は明るくなってきた稚内地方は昼頃から晴れの予報。道の駅「天塩」で天気が良くなるのを待つ。9時前幌延ビジターセンターに向かって出発。木道を長沼まで散策、野鳥のさえずりと靴音しか聞こえないほど静かで気分爽快。トナカイ観光牧場に向かうトナカイは冬毛から夏毛に代わる時期なのだろうみすぼらしい姿だ。ここにきた目的は「幻の青いケシの花」を見ること。ノースガーデンに向かうが見当たらない。植え替え作業中の女性たちに聞くと今年は思わしくなくごくわずかしか生育しなかったという。数輪咲いているのを見つけカメラに収める。栽培が難しいようだ。サロベツ原生花園に向かい木道を歩く広大な湿原が広がるが咲いている花の数は少ない。近年、笹が増え生態系が変わってきたようだ。オロロンライン戻り稚内に向かう。オロロンライン沿いにはエゾカンゾウの北海道一の自生地がある。一面黄色にに染まり見事な景観、訪れていた道内の写真愛好家によると今年は近年にない素晴らしい咲き具合という。見事な光景に出会えて幸運だ。ノシャップに行き我々には最北のグルメ『樺太食堂の生うに三色丼』で昼食、何時もながら旨い。道の駅「わっかない」に向かうが駐車場は満車。列車利用客の駅駐車場代わりなのだろうか。駅ターミナルのような道の駅で見るべきものはない。日本最北端の宗谷岬に向かう。海沿いのルートではなく宗谷丘陵から向かうルートをとる。牧場を抜け宗谷岬公園に至るルートは景色も良く、空いていて良いルートだ。高台の宗谷岬公園には赤紫色のアルメリアの花が咲き、モニュメントや記念碑を華やかに飾る。混雑している日本最北端の地モニュメントを遠望し宗谷岬を後にし、道の駅「さるふつ公園」に向かう。

オロロンライン沿いに咲くスカシユリ

幌延ビジターセンターから長沼まで散策

エゾカンゾウとカキツバタ

トナカイ観光牧場のトナカイはしょぼい姿

幻の青いケシの花

ルピナスの後ろの塔は「ゆめ地創館」

泥炭採掘時代の浚渫船

サロベツ原生花園に咲くコバイケイソウ

オロロンライン沿いのエゾカンゾウ群生地

こうのねの家の池に咲くコウホネ

昼食は樺太食堂「生うに三食丼」

ノシャップ岬のモニュメントと灯台

宗谷岬の日本最北端のモニュメント

宗谷岬公園のあけぼの像

宗谷岬公園の祈りの塔
 ・今日の走行距離:239km  ・一風呂:さるふつ憩いの湯  ・車中泊地:道の駅「さるふつ公園」