7/13(水) 清里へ  そろそろカミさんの誕生日、誕生日を祝うような年齢でもないが、毎年のイベントとして泊りがけでプチ旅をしている。ことしは山梨県民割を利用し、清里の宿を予約した。先月14日に早々と梅雨明け宣言されたが、このところ梅雨が戻ったように雨天続きだ。幸い今日の日中は曇り空のようだ。出立は7時前とやや遅め、いつものように富士川沿いのR52を北上する。中部横断道、富沢IC-六郷ICは無料区間で時間短縮なる。道の駅富士川で小休止後、井戸尻公園に向かう。10時半過ぎに到着、ハスも見頃となり駐車スペースは空きがない程だ。
・井戸尻公園  富士見町にある井戸尻遺跡は縄文時代の住居や土器が発掘され、国の史跡に指定されている。周囲は水生、湿生の花の咲く公園として整備されている。7月中旬〜下旬には古代蓮(大賀ハス)が見頃となり早朝にカメラマンが訪れる。ハスとスイレンを撮影後、中央道・小淵沢IC近くの道の駅こぶちさわで昼食と休憩。
・富士見高原リゾート 花の里  富士見高原リゾートは八ヶ岳の裾野にある、標高1250mの高原リゾート。充実した施設があり通年楽しめる。スキー場を利用した花の里は7月〜11月に開園、ロマンスエリアでは百日草・ケイトウ・ユリなどの花々が、白樺エリアでは白樺林の中に色とりどりのユリが咲き乱れる。オープンは7/16からで、それまではプレオープン。白樺エリアを散策するが開花したばかりで見頃はやはり7月下旬頃からだ。それでも十分に楽しめた。
・三分一湧水  八ヶ岳の峰々に降り積もった雪は伏流水となり長い年月をかけ麓に清らかな泉となり湧き出す。八ヶ岳南麓にはこのような湧水がいくつかあり「八ヶ岳南麓高原湧水群」として「日本名水百選」に数えられている。長坂町の三分一湧水もその一つで湧水量は1日 8,500トン 水温は年間を通じ10℃前後を保つ。名前の由来はその昔、湧水の利用をめぐり長年続いた水争いを納めるため、三方の村に3分の一ずつ平等に分配できるように工夫したことからきている。一辺30cmほどの三角形の石で、3方向に等分するには試行錯誤の結果と思われるが、その工夫には驚かされる。

三分一湧水の湧水口、岩の下から湧出

湧水は左右正面の三方向の水路に等分

この三角形の石で、3方向の水路に等分
・清泉寮・萌木の村  三分一湧水を後に、まきば公園に向かったが途中から強雨、まきば公園はパスし、清泉寮へ、ジャージーハットで清里名物の清泉寮ソフトクリームを雨が叩き付ける展望テラスの軒下のベンチで味わう。清泉寮を後に清里駅方面に向かうと雨が止みだしたので萌木の村に立ち寄る。緑の中にミニショップが並ぶ雰囲気は落ち着く。
・今日の宿  今日の宿は「ガストロフ コメット清里」、6室ほどのこじんまりとしたペンションでイタリアン料理が評判、美味しいディナーに大満足。静かな宿で落ち着けた。
7/14(木) 帰途   朝方はかなり激しい雨だった。今日は雨のようなのでチェックアウト後、帰途に就く。道の駅こぶちさわと道の駅富士川で、頂いた県民割の買物券で高原野菜やトウモロコシ、桃を購入しR52 を南下、13時前には帰着。天気に恵まれなかったプチ旅であったがリラックスでき満足だった。